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新型インフルエンザについて Vol.2

★新型インフルエンザの感染はどのように拡がるのか
新型インフルエンザの感染経路は通常のインフルエンザと同様に、
咳やくしゃみ・会話などによって空気中に飛び散った病原体を吸い込むことによって起こる飛沫感染や、
ウイルスが付着したものを触れた手で目・鼻・口などに触れることで起こる接触感染
がありますが、多くは飛沫感染によると考えられています。
★新型インフルエンザを予防するには
一般的には、マスクをせずに咳やくしゃみをすると、見えない唾液がしぶきとなって空気中を2メートルから3メートルくらい飛ぶといわれています。このしぶきの中には、インフルエンザウイルスなどの病原体が含まれています。
ウイルスの感染を予防するためには、手洗い・うがいをしっかりすることが大切です。
<手洗いのポイント>
1.手は石鹸を使って、最低15秒以上こすります。
2.水を流しながら、石鹸と汚れを丁寧に洗い流します。
3.清潔なタオルなどで水を十分に拭き取ります。
また、ウイルスが粘膜を通して感染する可能性があるため、目・鼻・口などを手で触らないようにしましょう。
バランスの良い食事とこまめな水分補給に加えて十分な休養をとり普段から身体の抵抗力を高めておくことも大切です。
部屋は定期的に換気をし、冬場など乾燥する季節は、湿度を保つようにしましょう。
★咳エチケットとは
咳をしている人はマスクをきちんと着用することが大切です。
咳・くしゃみをする時にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔を背け、できれば1メートル以上離れることが望ましいと言えます。
使用後のティッシュはすぐにフタ付きのゴミ箱に捨てましょう。
ハンカチ、タオルなどの布を使用する場合には、他の人と共有してはいけません。
咳やくしゃみの際に、つばや鼻水が手についた場合には、直ちに石鹸を使い、水を流しながら丁寧に洗い流しましょう。
★必ずマスクを着用する必要があるのか
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルスが飛び散るのを防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみなどの症状のある人は、積極的にマスクを付けましょう。患者自身がマスクをしていた場合は、周囲への感染は減少すると言われています。
一方で、予防用にマスクを着用するのは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられます。しかし、屋外などでは、相当混み合っていない限りあえて着用する必要はありません。
★今後の強毒性の新型インフルエンザの流行に備えて今からできる準備とは
強毒性の新型インフルエンザが流行している間は、出来るだけ外出を避けることが望まれます。そのためには、最低2週間は買い物しないで生活できるように、水・食料・日用品・マスク・カセットコンロなどの備蓄をお勧めします。 毎年冬に流行る季節性のインフルエンザの予防法が、新型インフルエンザの予防にも役に立ちます。咳エチケット・うがい・手洗いなど正しい衛生習慣を身につけましょう。感染の情報やそれに応じた国の対応などは、時間と共に変わります。テレビ・ラジオなどで新しい情報を適宜取り入れるようにしてください。
★ワクチン接種について
新型インフルエンザは、国民の大多数に免疫がないため、感染拡大の可能性が高いことや、糖尿病や喘息などの基礎疾患がある方や妊娠中の方などが重症化する可能性があることが懸念されており、ワクチン接種により、重症者や死亡者の発生をできる限り減らすことと、患者が集中発生して医療機関が混乱することを防ぐことを目的として実施します。
大阪府では、平成21年11月14日から、基礎疾患のある方や妊娠中の方など優先接種対象者への接種を開始しています。
今後は、65歳以上の高齢者などへも順次対象者を拡げていきます。
接種を希望する方は、かかりつけ医に相談するか、優先接種スケジュールと接種できる医療機関を市町村に確認の上、予約してください。
※各市町村のホームページにも掲載しています。
接種費用は全国一律で、1回目の接種は3600円、2回目の接種は2550円(1回目と異なる医療機関で接種する方は2回目も3600円)の実費負担となります。
なお、市町村民税非課税世帯の方には、接種費用の負担軽減がありますので、お住まいの市町村に問い合わせしてみましょう。
★大阪府新型インフルエンザ相談電話・FAXはこちら
相談時間 平日の午前9時から午後6時
電話   06-6944-6791
FAX  06-6944-6602

新型インフルエンザについて →  >>Vol.1 Vol.2
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tag : インフルエンザ 新型インフルエンザ

新型インフルエンザについて Vol.1

★新型インフルエンザとは
新型インフルエンザとは、新たに人から人に感染する力を持ったインフルエンザウイルスによる感染症のことです。新型インフルエンザの出現は10年から40年に一度の周期で起きていて、一度出現すると世界的な流行が1,2年続くといわれています。
人類の大半が免疫を持っていないために、誰もが感染する可能性があります。また、爆発的な流行の結果、医療や社会機能に大きな影響を与えることが心配されています。
今回の新型インフルエンザは、人から人への感染の拡がりが見られたことにより、新型インフルエンザと位置づけ、感染の拡大を防止する様々な対応が国際的な連携のもとに行われています。
当初、毒性の強いウイルスが発生することが予想されていましたが、今回の新型インフルエンザウイルスは、感染力は強いものの、抗インフルエンザウイルス薬による治療が有効で、多くの方は軽症のまま回復しています。
ただし、糖尿病や喘息などの病気のある方、人工透析を受けておられる方、妊娠中の方などは、重症になる恐れがあるので注意が必要です。
★新型インフルエンザの発生状況
<世界の状況>
平成21年4月24日にメキシコで新型インフルエンザによる感染患者が確認されました。
その後、アメリカを始めとし世界各国で患者が発生しています。WHO(世界保健機関)は6月12日に、新型インフルエンザがまん延状況であると宣言しました。
<日本の状況>
平成21年4月28日に厚生労働大臣が新型インフルエンザ発生を宣言しました。その後、全国各地で患者が発生し、感染が拡がっています。大阪府も例外ではありません。現在、保健所を中心に感染拡大防止や、重症化予防に向けての対策を医療機関や関係機関と共に行っています。
★新型インフルエンザかもしれないと思ったら
急な発熱や咳、のどの痛みなどの症状があり、新型インフルエンザの感染を疑う時は、一般の医療機関でも受診ができるようになっています。
かかりつけのお医者さんや身近な医療機関などにまず電話をして受診できるかどうか確認し、受診時間や受診方法などの指示に従ってください。
電話をしないで、直接、医療機関に行くと、待合室などで他の患者さんに感染させる恐れがあるため、必ず連絡することが必要です。
医療機関に行く際には、周囲の人へ感染を拡げないためにマスクを着用し、咳エチケットを守るようにしましょう。
★糖尿病や喘息、人工透析、妊娠中など普段から定期的に通院している方でかかりつけ医がいる方は
電話で受診について相談し、指示に従いましょう。
★呼吸が苦しい、意識がもうろうとしているなどの症状がある場合は
電話で受診について相談し、指示に従ってください。
できるだけ早く入院のできる病院へ受診が必要です。
救急車を呼ぶ場合は、インフルエンザの症状があることを必ず伝えてください。
★新型インフルエンザの症状は季節性インフルエンザと似ています
・38度以上の突然の高熱
・のどの痛み、咳
・頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感
・下痢、嘔吐など

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謎だったスペイン風邪の毒性の原因判明で新型インフルエンザ対策へ光

かつて大流行したインフルエンザ「スペイン風邪」のウイルスが持つ強毒性の原因が、東京大医科学研究所の河岡義裕教授らのチームなどによって特定されました。
1918年に猛威をふるい、世界中で約4千万人が死亡したインフルエンザ「スペイン風邪」。
そのスペイン風邪は、毎年流行するインフルエンザが気道上部で増殖するのとは異なり、肺など気道下部でも増殖します。
その差がどこから出るのか突き止めるため、研究チームは8種類あるスペイン風邪ウイルスの遺伝子の組み合わせを変化させて、10種類のインフルエンザウイルスを人工的に合成。
それを実験動物のフェレットに感染させて、増殖の様子を観察したところ、「RNAポリメラーゼ」という酵素を生成する4種類の遺伝子が関与すると、気道と鼻でもウイルスを増殖させ、強い毒性を持つことがわかったということです。
一方、「RNAポリメラーゼ」が関与しない場合は、通常のインフルエンザのように、ほとんどが鼻のみで増殖したということです。
この4種類の遺伝子がタンパク質を作るのを抑制できれば、現在恐れられている新型インフルエンザウイルス対策にもつながることから、治療薬への開発が期待されています。
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タミフルを飲む方が症状軽い!?

10歳代のインフルエンザ患者では、インフルエンザ治療薬タミフルを飲まないよりも、タミフルを飲んだ方が、受診後3日以内に怪我をする頻度が低かったという結果が出ました。
これは、国立保健医療科学院の研究グループで、調査を行った結果でわかりました。
2003年~2007年にかけて、研究グループは7つの健康保険組合を調査しています。
インフルエンザで受診した10歳代の患者は、2万7004人でした。
そのうち、タミフルを処方された患者は、1万1827人。
受診後3日以内に6人がケガをしていて、ケガの発生頻度は0.051%でした。
一方、タミフルを処方されなかった患者は、1万5177人。
そのうち17人がケガをしていて、ケガの発生頻度は0.112%でした。 つまり、タミフルを処方された子供の約2倍でした。
この結果を受け、タミフルを飲まない子供の方が症状が重く、異常行動などが起き、ケガをする可能性が高いとしています。
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