2008年度中に150カ所の整備を目標にしてきた「認知症疾患医療センター」ですが、9月時点で2府県3市の11カ所しか指定されていません。目標達成は、非常に困難な状況に陥っています。
調査を行った厚生労働省では、2006年度までに全国で150カ所設けた旧「老人性認知症センター」を進展させ、「認知症疾患医療センター」に移行するつもりでした。
ところが、専門医や精神保健福祉士の配置や検査体制を整えるなどの施設基準をクリアできない旧センターが多く、思うように指定が進んでいないということです。
今後の予定を見ても、2008年度中に移行可能な施設数は前出の11カ所を含めて13カ所にとどまっていて、2009年度中に可能な施設でも10カ所しかありません。まして、移行時期未定の施設は、なんと111カ所にものぼっているということです。
スポンサーサイト
テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース
tag : 認知症 認知症疾患医療センター 医師不足